林道鷲走線〜鷲走ヶ岳林道〜大山林道完全走破

2009年 7月 12日 (日) 曇り一時雨  のち晴れ

今日は天気がとても怪しく降水確率も50%ぐらいだったと思うが

雨降り覚悟で出発した。

9時ごろ家を出る。

まずは勝山の北谷、谷峠で休憩。
谷トンネルを出たところでワンショット

石川県である。
けっこう長いトンネルだ。

夏でも中はさむ〜〜いです。
トンネルから石川県側
すぐ横にはお地蔵様が2体ある。

言い伝えがあるようだ。
ふむふむ
手取り川ダムへと進み

途中の左折地点に来た。

この先に進むのは、あの骨折した5月4日以来である。


心境はちょっと複雑だが、なんとしても鷲走線は走りたいし

再度記憶に留めておきたい。
いまだに読めない 橋の名前^^;
橋の下を見ると、きれいな橋があるじゃ〜ありませんか・・・・
あっぷ〜  

模型みたいですね〜 絵になるわ^^
さて前進する。

すぐ道はダートに変る。

橋を渡り、分岐を右へ進む
鷲走線の起点が見える。

いよいよ始まる。 
5月4日にはまだ工事が始まるところみたいだったが

今日はもうほぼ完了しているような感じだった。
道はどんどん上がってくる。
ん?  あれ? 分岐に来た。

はて? ここが鷲走ヶ岳への分岐かな?

草もぼうぼうだし、記憶が曖昧・・・・・

骨折現場は分岐の手前だったはず・・・・??
先はこんな感じ
分岐は似ているような気もするが違うような気もする。

一回戻ってみることにした。

戻ってみるが骨折現場は発見できなかった。

草に隠れてわからないのか?

土砂止めの鉄の柵が記憶にしっかりと残っているのだが・・・・・

うろうろしても時間の無駄なので諦める事にして分岐を進んでみることにした。
ん? 200mほど入ったが、なんか違うぞ

こんなに狭苦しい感じではなくもっと開けていた記憶がある。

ここで引き返すことにした。

しかしこの辺は猪が多い。

合計で5匹ぐらいに出会った。 ぶつかったら大変だ。ご注意を!
さらに先へと進んで行くと・・・・・!!!!!!!

あっ あれは!  鉄柵だ!

あった! これだ! 間違いない。

ここが あの5月4日に転倒し、右足を骨折した現場である。

土質だった路面も今では雨水で流されて砂利が多くなっていた。
転倒時の路面の状態とは大きく変っていた。

車の深いわだちは跡形も無く消えていた。
左の草の上でしばらく寝転んでいたのを覚えている。
なんでもない林道なのに・・・・・

気を緩めてはいけましぇん! 
最後にパチリ!

一生の思い出になる場所ではあるが

次は有ってほしくない。 祈るばかりである。
さて 念願の骨折現場に来れたし

心はすっきり気分

さあ 前進だ〜 林道はつづく

すこし進むと

オォおおおおおおおおおおおお 〜

景色いいじゃん。 ^^

思わず パノラマ


下には さっき走ってきたあの工事現場や林道が見える。
ず〜〜むUP
右へと分岐があった。

これは地図でも載ってる道で

下まで通じているかどうかは不明。

真っ直ぐ進む。
振り返り
あれま ワイヤーだ。

横はOK
すぐ分岐にでる。

ここが あの鷲走ヶ岳林道との分岐点だ。

左が鷲走ヶ岳林道、右は林道鷲走線がつづく。
左がこんな感じですぐ通行止めの看板がある。

でも7月10日で終わっているはず。

しかし昨日のマサさんの情報では入り口でブルーシートが掛けてあり

通れるかどうかは不明のレポートがあったので不安だ。

しかし ここまで来て鷲走ヶ岳林道を諦めるつもりは無いので

たとえ戻ることになっても走ろうと決意する。
とりあえず鷲走線を走りきり

給油を兼ねて一旦吉野へ下りて瀬女を散策して

戻ってこようと計画する。

さて鷲走線を走る。  GO
右はかなり開けてきた。

雲行きはかなり怪しく雨がポツポツ降ってくる。
ちょっと木陰で雨宿り。


おおおおお  瀬女スキー場が見える。

ず〜むUPで ゴンドラの終点が見える。
雨も止んできたので出発

ゆっくり下るように走っていくと

カチャン!〜〜 ん? 何か踏んだような音がした。


どうも自然のものではない音であったので、念のため

戻って確認することにした。


石や岩ではない。

何か落し物のようだ。


誰かが何か、落としていったんだな〜? と思った。


近づくと、 !!!!!

ライセンスプレート!
 じゃん


あらら〜 誰が落として行ったんだろう? 


可愛そうに探しているだろうな〜



 と他人事のように思っていた。








おおおおおおおおおおお   福井ナンバーだよ!

 

なんか見たことあるような数字だな〜


!  

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・


! 

















オレのか〜〜〜〜〜〜!!!!!!














チ〜〜〜ン





ショボーーン;;




あれま〜〜〜 着いてね〜〜〜〜


スッキリ さわやか コカコ〜ラだわさ。






まさか!?とも 思わなかった自分が 恥ずかしい・・・・



アルミのステーのときは 2回もちぎれたが、ステンのステーに

してからはかなり走っているし、ぜんぜん大丈夫だったのに・・・・

恐るべき鷲走線! やはりこの林道には何かがある!

 のじゃ!〜



瀬女スキー場をバックに ちぎれたプレートをパチリ!

変なやつ。


応急処置するのも面倒なので

その場に捨ててきた!  うそ


背中にくくりつけた!  冗談


あとはご想像にお任せします。
ライセンスプレートはちぎれて、心がブルーになっているのに

雨が本降りになってきた。


またまた雨宿り


木陰へ


時間もお昼ごろなので、この際ここでご飯にすることにした。
15分ほどで雨もあがり

曇り空になる。

下界には手取り川ダム

そして瀬女スキー場

なかなか良い景色!

さてさて、雨上がりの出発


すぐに分岐にでる。

舗装路だ。
鷲走線の看板が埋もれている。
草を除去し パチリ!

文字消えかかり・・・・
完全舗装路になる。

下るとダムのほうに下りていく。

真っ直ぐ進むと鷲走線がつづく。
登山用の道しるべ
鷲走ヶ岳へ
鷲走線は行ける所までいくことにする。

前進!
なんて 良い道なんだ〜

まっすぐと続く道

尾根を走る感じで爽快だ。
突然 看板現る。

なにかあるようだ。

歩いてまで見に行くのは面倒なのでこのまま進む。
まだ瀬女スキー場が見える。
振り返り
さらに進むと

遠くに街並みが見える。

金沢市かな?・・・・

肉眼でしか見えないね〜

撮影していると話し声と共に登山者が3名来る。

鷲走ヶ岳を登ってこの道を歩いてきたらしい・・・

下りようとしているが道に迷っているとか言ってた^^;

この先はブッシュでボウボウだそうだ。
振り返り
バイクは反対を向いているが

なにやら秘密基地のようなところが見えてきた。

別荘?天文台? 
これが天文台かと思った建物。

ちょっと上がらせてもらった。


おおおおおおお  良い景色だ〜
写真がピンボケしているが吉野から一里野までが一望できる。

手取り川ダムのループも見える。
ふたたび 瀬女のゴンドラ終点駅をあっぷ!
謎の建物からバイクを撮影
秘密基地をさらに進むと

登山者の言う通り、ブッシュでぼうぼうになってきた。

先週、三ツ屋野隧道からこちらへ向かってきたので

予想はしていた。
秋遅くにでも機会あればチャレンジしたいと思う。

またね〜〜 Uターン

林道鷲走線

素晴らしい林道ですね〜

景色良いし、この真っ直ぐな道

オフロードバンザイ!


バンザイ!  の一言です。

幸せ〜

天気もだんだん 晴れてきた。 やっほ〜〜


さて 分岐まで戻り

給油のために吉野へと下る。


途中のダムの様子をパチリ。
手取り川ダムの全景
集落に出ると チェーンがある。
横からOK

国道157号線に出て

スタンドを探すが先週もお世話になったスタンドまで走ることになる。

聞いたらそこは、日曜でもいつも営業しているとのこと、助かります〜 ^^

給油完了し、瀬女の林道へ行くためにミントレイノ奥へ

その林道入り口にきたが

予想通り 通行止め看板
やや! 軽トラが走っていく・・・・・・


振り返るとミントレイノの庭園が見える。
進んでみるとあれま〜

チェーンだ。
これが林道白尾線か。

あの一里野まで走る道だね。 途中は工事中だと思うが

開通が待ち遠しい。
またもやピンボケ〜  わざとじゃありません。

端から端までチェーンがあり バイクでも通過は無理っぽい。


真中ならくぐれそうだが、今日はやめて戻ることにする。
瀬女スキー場へといってみることにする。

国道へ戻りトンネルくぐってすぐに右折し

瀬女スキー場 正面に行ってみた。


林道は続いていたが

ロープがある。
だってさ。

横からぜんぜん行けるんですが、人目が気になるので

さすがにここからは進入できません。

諦めよう! 


目的の鷲走ヶ岳林道へと行こう!

またまた 国道に出て集落へと戻りあがっていくことにする。


ここが国道157号線から鷲走線へと上がるところ。

大きな案内板がある。
鷲走ヶ岳もあった。
いっきに通行止め看板まで戻り

いよいよ鷲走ヶ岳林道の起点に来た。

まだ時間も余裕があるし

通り抜けができない可能性も十分あるが

走れるところまで行くことにする。

骨折しながら走った道を今日再度走ることができる。

嬉しい限りである。 感謝です。



鷲走ヶ岳林道に入りすぐに展望が開ける。

鷲走ヶ岳を背に南方面の眺望。

下には走ってきた道が見える。ちょうど真下辺りが骨折現場と思う。

あとでも説明するけど、右端の奥の山は大山林道の峠がある大山である。


下を走る鷲走線が見える。


左右の林道を拡大してみる。
黄色の丸部を

拡大すると大山林道が走っているのが見える。

途中 下へと下っている道がある。




あとで大山林道を走ることになるが、下へ下る林道途中から

こちら側を写した写真があるので見て欲しい。
バンジージャンプができそうなほどの爽快な景色だ。 

思わず、 ヤッホ〜
もうすぐ鷲走ヶ岳林道の峠に差しかかるころだ。

あと200mぐらいだと思う。
すぐそこが峠である。

看板など何も無い。
振り返りはこんな感じ。

峠を下っていくと今度は日本海側の眺望が開けてくる。

感無量!


やっぱり見えた、小松ドーム。
ず〜むUPで更に大きく柴山潟と小松ドームが見えます。

峠を越えた辺りで右に原っぱがあるが、80mほど先の草むらから

黒い犬がこっちを見ていた。耳を立ててこっちの様子を伺っている。

じ〜〜〜っと見つめると、なんか犬とは違う丸っこい形をしているではありませんか?!?

その瞬間に熊だ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っとわかり。 

熊よけマフラー空ぶかし ブオオオン!

こええええええええええ〜〜〜 熊かよ!逃げてくれたので良かった・・・・


このあと 無意識に空ぶかしが多くなったのは気のせいだろうか!?

こんな道を下っていく・・・・・
大きな倒木があった。

その横には小さな滝が流れていた。
草をかきわけ覗くと水がしたたり落ちている。
滝の水が林道に流れ出ている。
かなり低空にはなってきたが、まだ日本海側の景色は見える。

小松ドームも光っている。
路面は普通のガレ場並みに荒れてきた。
いたる所に川の跡がある。
どんどん谷間へと下っていく。
ちょうど中間ぐらいだろうか

開設の記念碑が建っていた。

長い年月と莫大な費用を投じて、作られてきたと感じる。
この石碑に記されている年月だけでも約18年間。
とうとう鷲走ヶ岳林道のメインイベント会場にやってきた!

すごいです。

普通じゃないですね。

走行ラインを選ぶ余地無しです。
これでも整備されている状態で

道の両側には大きな岩や木が避けられている。
残念ながら骨折時にあった倒木2箇所も撤去されていた。
通り抜けできる林道のなかでは、間違いなく最強のガレ場だと思う。
ここも将来、舗装されてしまう日が来るかもしれない・・・・・
すごい陥没もあった。

雨水での侵食の跡のようだ。


これだけ深いのはあまり見たことが無い。
前輪がはまると、転倒は間違いない。
いよいよ最初に鷲走ヶ岳にチャレンジして引き返した場所にきた。
このガレ場もすごいんですが

さっきの最強現場を見た後では、特に荒れたように見えない・・・
岩がゴロゴロ。

しかし走行ラインは十分選べるので、比較的楽に走れる。
ここが最初に見たガレ場でヒロさんと出会った場所でもある。

今見ると、ちょっとしたガレ場ぐらいにしか感じない^^;
さて ゆっくり下ろう。

ここからはそんなにガレた路面は無いはず。

ちょっとした滝があったので停止。

これがその滝、というか渓谷
出発しようとしたときに

前からバイクが現れた! 

写真は撮れるわけ無いが、CRM250AR だったと思う。

手を上げて挨拶したが、止まってくれずに走り去っていった・・・・ ショボ〜ン



残念!  しかし バイクが来たと言うことは、通れるという証だ!

この瞬間、とても嬉しかった。

本日、鷲走ヶ岳林道での初めての対向車であった。
ダムなのかな? 何かある。

そして看板。
終盤になり、例の工事現場に来た。

きれいにコンクリされている。
振り返り
150mぐらいで起点に到着。

ブルーシートは半分めくれていた。

下は問題なく固まっているので通行はできる。
ブルーシートが見える。
無事 鷲走ヶ岳林道完走。

大山林道方面は真っ直ぐだ。
ちょっと休憩にする。

座っていると渓流釣りの2人が川の中から上がってきた。

釣れましたか?と話しかけると

なんも釣れなんだ〜 と石川なまりで答えてくれる。
さてどうするか? 時間もあるし、天気も良いし

このまま帰るのも勿体無いので

いざ! 大山林道上りに挑戦するか!と気合を入れる。
十分休憩後  出発。

すぐに看板
トンネルまで来た。
写真撮ってると

後ろから車が来る。
ジムニーではなく

パジェロミニだ。

外見はバリバリには見えないが

レカロシートで武装はしていた。
トンネル内も泥や土でいっぱいだ。
マサさんの昨日のレポでわかっていたが

いたる所に、水溜りがあった。
ふと落し物に気づく。

これは私のじゃ〜〜無いです^^
どんどん谷を上がっていく。
自然の標識 登場!

どんどん面白くなると書いてある。 んなわけないか!
分岐があった。
本線は右へとつづく。
どこまで行けるのだろうか?

行き止まりは間違いない。
かなり上がってきた。

そろそろガレ場が登場する頃だと思う。
振り返り

最後のガレ場に来たが

写真はピンボケ! (最近多い)

しかし 鷲走を走った後だとちょっとランクが落ちるのは否めない。


でも部分的にはヒドイガレ場だ。 岩盤路面もある。

途中で止まることができないので写真はこれのみ! すみません。


大山林道も峠に近くなってきた。

山道の風景になってくる。


分岐がある。 ここがマサさんが気にしていた奥へと続く林道の入り口。

どこまで行くかは不明。 今後の探索に期待。
ちょうどバイクの後ろの枯葉の山に

お客さんがいた。 ちょっと気持ち悪いが何ヘビかな?

ニョロり〜
もうすぐ峠になる。  前進
峠の手前で景色が良くなったので

パノラマ〜

遠くに鷲走ヶ岳が見える。

ズームインすると 鷲走ヶ岳林道が走っているのがわかる。

さっきはあそこにいたのだな〜 オフロードバンザイ! 意味不明・・・
さて 進もう
きたきた。

ここが鷲走ヶ岳林道から見えた下へと下っていた林道だ。
ちょっと下りてみることにする。
ゆっくり 下る。

開けた〜  景色が良い。

ちょうど中央に鷲走ヶ岳

この道はどこまで下るのかは不明。

今日は戻ることにする。

峠に到着
う〜〜ん 今日も白山は雲に隠れているので見えない。
峠に看板が落ちている。
下るときに前方を右へ行くと広場がある。
峠から大山山頂へと登山道がある。 急勾配だ!
峠で振り返り
広場でパチリ
本線にもどろう。
さてここからはきれいな林道が続く。

途中でアスファルト舗装になっていく。
振り返り

小松方面のパノラマ

日本海までは見えそうに無い。
終点に到着
大山林道上り線  走破!
ちょっと疲れたので休憩

ブーツは両足とも脱いでいる。^^
目的の林道は走破したし

どこから帰ろうかと考える・・・・

せっかくなので、まだ通ったことの無い五百峠隧道と

西俣隧道を通って帰ろうと計画する。


五百峠隧道に到着
西俣隧道に到着
打木西俣林道も逆走で通り

帰路に着くことにする。
振り返り
峠に到着

以前は何の看板かもわからなかったが

今日は新しく看板が立て替えてあった。
オフロードバンザイ! と書いてあるように私には見える^^

いつものように加賀山代を通り

国道8号線〜自宅へと走る。

18:48 無事に帰宅、 感謝感激のお散歩でした! 

本日の走行距離      218.7km

オドメーター        9202km



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